犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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テレビじゃ絶対に言わない、スコティッシュフォールド特有の病気は飼おうと思ってる人は知っておくべき病気。

Hello, My name is Benjamin Kitten


最近の猫ブームで色々な猫の種類がテレビで紹介されていますが、可愛いだけでは絶対にすまされない、絶対に知っておいた方がいいスコティッシュフォールド特有の病気について書いていきたいと思います。

 

そもそもスコティッシュフォールドとは:

丸顔でとても性格がいい子が多いスコティッシュフォールドですが、一番の特徴は耳が折れていていることだと思います。

この折れ耳は本来自然界では存在しない奇形の耳で、この折れ耳が厄介や症状を生み出す原因となっています。

その厄介な症状というのが、骨軟骨異形成症という病気です。

 

骨軟骨異形成症とは:

手首と足首の関節に骨瘤(骨のコブ)が出来てしまう病気のことです。

この症状がでてしまうと、神経が圧迫され痛みが出てくるため、泣き叫んだり、びっこを引いてくようになって、最悪の場合は歩けなくなってしまうこともあります。

 

骨軟骨異形成症が発症しやすい月齢:

骨や軟骨が作られる若い月齢の時に発症する事が多いです。

骨や軟骨を作り終えてから発症することはあまりなく、若い月齢の時は注意をして見てあげたほうがいいです。

ただ、成長とともに症状が緩和されたり、逆に症状が進むこともあるので、一喜一憂せずにすることが大切です。

 

骨軟骨異形成症の原因:

折れ耳のスコティッシュフォールドに骨瘤が出来やすく、立ち耳のスコティッシュフォールドには骨瘤が出る確率はほとんどないと言われています。

自然界に元々無かった形の特徴を持つ猫が先天的に骨瘤の発症リスクが高まります。

 

骨軟骨異形成症が発症しやすい猫の種類:

実はスコティッシュフォールドだけではなく、人間が改良して作り出した奇形に近い猫の種類は骨瘤が出来やすいと言われており、逆に自然界に近い形をしている猫は発症の確率はほとんどありません。

 

耳折れのスコティッシュフォールドの他、鼻が低いペルシャや短足のマンチカン等も骨瘤が発症しやすい猫の種類と言われていて、先天的なものなのでその子が骨瘤になってしまう遺伝子を持っているかどうかは分かりません。

 

骨軟骨異形成症の治療方法:

骨瘤の代表的な治療方法は以下のようになります。

 

  • 放射線治療
  • 外科手術

 

ただ、上記の治療法を施したとしても、完治することは誰にも分からりません。

根気よく長期的な目線で治療を続けていくことが大切です。

 

骨軟骨異形成症の予防方法:

現代の医療では予防する術は特にありませんが、少しでも骨瘤が出ないように、最近はアメリカンショートヘアー、ブリティッシュショートヘアーなどと交配を行うことで、個性を保ちつつ遺伝疾患の影響を小さくできるとし、繁殖をしています。 

 

それでも骨瘤の症状が出る猫は0とはいかず、現時点での最大の予防方法は折れ耳のスコティッシュフォールドなど骨瘤の可能性が高い猫の種類の繁殖を禁止することだけです。
 

My Nena

最後に:

猫ブームに乗っかって、テレビ局は無責任にスコティッシュフォールドの可愛さ”だけ”をアピールしますが、そのことによって、人気が出てしまい何も知らない一般の方は、リスクを知らず可愛さだけで選んでしまっているのが現状だと思います。

不幸な猫と飼い主を増やさないためにも、正しい骨瘤の知識を身につけることが大事です。

 

可愛いだけでは決して済まされない病気なので、このような不幸になってしまう猫や飼い主を増やしていくことに疑問を持たないといけないのかもしれません。

以上、テレビじゃ絶対に言わない、スコティッシュフォールド特有の病気は飼おうと思ってる人は知っておくべき病気でした。

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