犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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犬がしっぽを振るのは喜びの感情表現だけではない?しっぽの役割や心理状態を読み取ろう

3601 Buster Brown - Actually Miss Lilly

犬はしっぽ色々な感情表現をしており、プロは犬の顔の表情としっぽの振り方で、感情を読み取ってあげています。

感情を読み取れると、犬とのコミュニケーションが円滑に進むので、しっぽの振り方で感情を読み取るということは意外と大事だったりします。

 

 

犬の感情はしっぽの振り方で読み取る:

犬は人間のように喋ることはできませんが、プロは顔の表情と同じくらいしっぽの動かし方にも注目しています。

顔はポーカーフェイスな犬も、しっぽの感情までは隠せないことも多く、しっぽの動かし方を知れば、犬の感情がわかると言っても言い過ぎではありません。

 

犬のしっぽの役割

しっぽは1本の骨で出来ているわけではなく、小さな骨がいくつも繋がっているので、丸めたり伸ばしたりす柔軟に動かすことができます。

 

子犬の時からしっぽを振って喜んだりしますが、成犬ほど感情表現の数は少ないです。

しっぽは犬にとってとても重要ないくつもの役割があります。

 

しっぽでバランスをとる

 

しっぽの役割は感情表現だけではなく、バランスを取るための役割もあります。

走ったり泳いだりするときに、しっぽを上手につかって体のバランスを整えています。

断尾した犬種よりもしっぽがある犬種のほうがバランス感覚が優れていると言われてもいます。

 

体の保温機能

寒い時に犬は体やしっぽを丸めて寝ますが、しっぽで鼻をおおって寒さをカバーするようにしています。

ただし、最近は室内犬がほとんどで、温かい環境で生活することが増えているので、 あまり目にする機会は少ないかもしれませんね。

 

感情表現

人や犬同士でもしっぽ動かし方によって感情を伝えていると言われていて、振り方によって感情が大きく異なります。

嬉しかったり、怖かったり、怒っていたり、あらゆる感情でしっぽの振り方が変わります。

 

犬は人よりもシンプルで分かりやすい感情をしているので、しっぽの振り方の感情の違いを知れば、きっと犬のことがもっと分かるようになると思います。

 

しっぽの振り方による犬の感情について:

大きく素早く左右に振っている場合:

大きく素早く左右に振る場合、とても嬉しい感情がしっぽに現れています。

飼い主さんが帰宅した時や、犬が好きな犬の場合、散歩中に他の犬にあった場合などもこのしっぽの振り方をします。

 

嬉しいときや一緒に遊びたいときなど、ポジティブな感情の時にこの振り方をします。

飼い主さんはよく見るしっぽの振り方だと思います。

社交的な犬だと

 

上にピンと立って小刻みに震えている場合:

興奮状態であり、他の犬に攻撃を仕掛けたり、跳びかかったりする場合もあるので、散歩中などには注意が必要です。

そのような状態になっている時は、なるべく飼い主さんが近くにいて落ち着かせて上げましょう。

 

しっぽが真っすぐ伸びている:

なにか気になるものを見かけると、しっぽが真っすぐ伸びます。

多少の警戒心はありますが、危険なものだと分かると更にしっぽが上にピンと上がって威嚇をします。

 

しっぽが水平の場合:

多少の警戒心と好奇心などはあるが、特に興奮はしていない平常心に近い状態です。

基本的には水平くらいにしっぽがあることが多いです。

 

しっぽが下がっている場合:

不安感や恐怖心が多少ある状態です。多少嫌な気持ちの時や、お家でリラックスしているときなども下に下がっているので、その環境によって感情を読み取ってあげましょう。

 

しっぽが更に下がっていて、内股にはいるこんでいる場合:

この状態は完全な恐怖心や不安感があり、体を小刻みに震わせることもあります。この場合は強いストレスを感じている場合が多いです。

特に動物病院に行くと、恐怖でしっぽがかなり下がってブルブル震えている子も見かけます。

 

しっぽを触られるのを嫌がる:

しっぽは犬によっては敏感で触られるのを嫌がることがあります。

また、踏まれたりしてもかなり痛く、骨折やねんざの可能性もあるので、絶対に踏まないように気をつけてあげて下さい。

 

断尾された犬種について:

プードルやシュナウザーなどは、子犬の時からしっぽが短い犬種と思われがちですが、実はこれは子犬の時に断尾(しっぽを切る)から短いのです。

しっぽを切る理由としては、狩猟犬の場合、しっぽを怪我しないようにという理由で切っていたり、しっぽで課税をされていた時代の名残で、今はそれらの要素が無いにもかかわらず、断尾だけではなく断耳(耳をピンと立たすために耳を切る)をしています。

 

現代でもこのような慣習があることが不思議でならず、私は断耳や断尾に強い違和感を覚えているので反対です。

 

また、ブルドッグは断尾はされていませんが、しっぽが曲がって背中にくっついているようなしっぽをしています。これは、闘犬をさせられていたときに、噛まれて怪我をしないようにという理由で改良された犬種でもあります。

 

断尾された犬種や、特殊な尾の犬種は、しっぽが長い犬に比べ、若干感情を読み取るのが難しくなります。

怒っているのか、喜んでいるのか、威嚇しているのか、様々な感情を読み取ることができますが、しっぽが短いということは、それだけコミュニケーションが取りづらくなってしまうということでもあります。

 

最後に:

嬉しかったり、怖かったり、不安だったり、色々な感情をしっぽの位置や振り方一つで、犬の感情が分かるので、怖いことがあったら守ってあげることも出来ますし、嬉しいことがあれば、飼い主さん自身も嬉しくなるはずです。

分からなくても犬を飼うことも出来ますが、知っていればさらに楽しくなるはずです。

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