犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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犬や猫の偏食原因は飼い主かも?好き嫌いが多くなる原因と対策

You own a dog but you feed a cat.  ~Jenny de Vries

犬や猫で偏食の子は最近多くなっているように感じます。偏食は体にもあまり良くありませんし、コストもバカにならない金額になってしまう場合もあります。

 

偏食の飼い主さんに色々とお話を聞くと、その原因を作っているのは飼い主さん自身であるということが非常に多いと感じました。

 

 

今まで食べていたフードを突然食べなくなる:

犬や猫を飼われている方だと、誰しも1度は経験することではないでしょうか。

犬や猫の下は人間ほど優れておらず、食べれる食べれないを判断するのはほとんど鼻で、実際味に関してはそこまで敏感に感じ取ることが出来ません。

 

しかし、何故今まで美味しそうに食べていたフードを突然食べなくなるのかというと、様々な要因があり、一概にこれということは断定は出来ませんが、いくつかフードを食べなくなる原因を知っておくと推測できるようになるので、是非食べなくなる原因を確認してみてください。

食べなくなる原因:

  1. 単純に飽きた
  2. お腹いっぱい
  3. 体調が悪い
  4. 食べなければもっと美味しいものが出てくる

主にこれらの要因があり、3の場合は顔色や便の様子を見てあげて動物病院に連れて行ったほうがいいですが、それ以外のことで、食べないからという理由で違うフード美味しいフードをあげてしまうと大変なことになってしまいます。

 

犬も猫も想像しているより一枚上手:

食べないからという理由で、他の美味しいフードや缶詰を与えてしまうと、待てば美味しいものが出てくると学習してしまいます。そうすると、選り好みが激しくなってしまい、結果として飽きっぽい犬猫が出来てしまうわけです。

特に超小型犬のプードルやチワワ、猫などは特に偏食が激しく、小さい頃から気をつけてあげないと、缶詰しか食べない犬猫になってしまう可能性があります。

 

選り好みする犬猫になってしまったら:

待てば美味しいものが出てくると学習した犬猫は、おやつしか食べなかったり、缶詰じゃないと口すらつけなくなってしまい、栄養素が偏っているため、健康面に深刻なリスクになってしまう場合もあります。

 

缶詰自体もドライフードに比べ、単価も高く経済的にも負担が大きくなってしまいます。また、缶詰や柔らかいフードは、ドライフードより食付きがいいため、選り好みする犬猫でも比較的好まれるフードの種類ですが、柔らかいと歯石が付きやすく、しっかりとケアをしないと、年をとってから歯が無くなってしまい、噛んで食べることができなくなってしまうということもあります。

 

過去の記事でも、オススメのフードの種類を書いたので、良かったら見てみて下さい。 

www.inu-neko.info

選り好みをさせないようにする対策:

小さい頃からのしつけが大事:

小さい頃から食べムラがある犬猫でも、飼い主さんが可哀想だから、心配だからと言って、違うフードや缶詰を与えてあげるのは愛犬愛猫のためにもやめましょう。入院をした時になんでも食べる犬猫の方が回復も早く、余計なストレスもかからずにすみます。

ドライフードを与える:

小さい頃からドライフードを中心にあげるようにして、缶詰やセミモイストタイプ(半生)フードは避けておいたほうがいいです。これらは、香りが強いので嗜好性が高く、ドライフードより好んで食べる犬猫が多いからです。

食べなくなっても飼い主が我慢する:

急に食べなくなっても、すぐに他のフードに切り替えるのではなく、食べないならすぐに器を下げて、食べれない環境を作ってあげることも大切です。

フードを置きっぱなしにしていると、いつでも食べれるという意識が出てきてしまい、フードをだしてもすぐに食べないといったこともあります。

下げて数時間後にあげてそれでもダメならまたすぐに下げるようにしましょう。

一週間は食べなくても大丈夫:

犬猫はフードを食べなくても3日は生きていけるので、1日食べないくらいで心配する必要はあまりないと言えます。その際も、必ずお水は飲めるようにしてあげましょう。

1カ月は食べなくても大丈夫と言われていますが、それは流石にやり過ぎなので、最大で一週間位様子を見てみましょう。2,3日もすればお腹を空かせ大抵は食べるようになります。 

ただ、食べない間、下痢になったり、フラフラしたりする場合は、何か食べさしてあげることのほうが大切です。低血糖にならないように、少し砂糖などの糖分をあげてもいいと思います。

食べないで大丈夫なのは、健康状態な犬猫の場合に限ります。

定期的にファスティング(プチ断食)してあげる:

人間でも一時期流行ったファスティング(プチ断食)ですが、半日から3日程度なにも食べない状態を作ってあげ、内臓を休ませてあげることで、毒素や老廃物を体の外へ出し、体のバランスを正常な状態へ持っていくことが出来ます。

ダイエット効果もあり、内蔵も休ませることができるので一石二鳥の効果が期待でき、更に、食べムラや選り好みを少なくさせることも期待できます。

それでも食べない場合:

もしそれでも食べなかった場合、缶詰やセミモイストの半生フードは避けて、違うドライフードを試すようにしましょう。その中でも肉の含有率が高めの場合、香りが強く嗜好性が高いので、ドライフードの食べムラのある犬猫でも食べることが多いです。

アカナ、オリジン、カナガンあたりが肉の含有率も高く嗜好性が高いので評判のフードになりますが、下痢になりやすいフードの性質もあるので、体質を見極めて上げることが大切です。

食べるからといって、ずっと下痢なのも、どこか体が拒否反応をあらわすサインです。

ウンチはワンちゃんの健康状態を見る上で非常に大事です。

空腹だと嘔吐することもある:

犬猫は人間に比べ嘔吐しやすく、空腹の時によく嘔吐する犬猫はとても多いです。通常の黄色や透明の胃液の場合はそんな慌てる必要はありませんが、血など混じっている場合はすぐに動物病院に連れて行ったほうがいいです。

また、普段と顔色が違ったり様子がおかしい場合も、すぐにフードを上げるなどの対応をしてあげましょう。

何度もいいますが、ファスティングをしたり、フードを我慢させるのは、健康状態の犬猫に限ります。水は常に新鮮なものを飲めれるような環境にしてあげることが大事です。

飼い主さんの意識がとても大事です:

上記のことを実行するには、飼い主さんの意識を変えることが大事になってきます。食べムラや選り好みが合った場合、常に食べれるフードを探さないといけないですし、缶詰などの柔らかいフードは歯石が歯全体に付きやすく、必ずケアをしないと歯がなくなってしまうことすらあります。

そうならないためにも、カリカリのドライフードをなんでも食べてくれるのが、栄養素、コスト、与えやすさなど考慮しても一番理想的なフードになります。

Duncan eats Cheerios and dogfood

最後に:

トリミングサロンで来店されるお客さんで、9頭プードルを飼ってる方がいますが、偏食でセミモイストタイプのドッグフードしか食べず、ずっと与えていたら、9歳位でも歯がほとんど無くなってしまい、硬いものが食べれなかったり、歯がないので舌がずっと出た状態になり、口周りに汚れが付きやすく臭いもきつい可哀想な子もいます。

そうならないためにも、食べムラや偏食はなくしたほうがいいと私は考えています。

以上、犬や猫の偏食原因は飼い主かも?好き嫌いが多くなる原因と対策でした。

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