犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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犬がお尻をスリスリこする行動は放置すると危険です!理由と対策を現役トリマーが教えます!

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犬を飼っていると、お尻をスリスリして歩く行動をすることがあると思います。

可愛いと思ってるだけの飼い主さんもいるかもしれませんが、実は放置してると非常に危険なので注意してください。

 

 

犬がお尻をスリスリこする理由は肛門腺が溜まっている:

意外と知らない飼い主さんが多いのがこの肛門腺です。

肛門腺とは、肛門の5時と7時の方向にある分泌物のことで、この肛門腺はウンチと一緒に出せる犬もいれば、自分では出せない犬もいて、肛門腺が溜まってしまうとお尻をスリスリこすって気にしたり、お尻をつけて歩く仕草をするようになります。

 

肛門腺は溜まり過ぎると破裂することがある:

肛門腺が溜まりすぎてしまうと、肛門嚢が破裂してしまって、肛門腺が皮膚から出てくる場合があります。

実際に当店のお客さんの6kg程のトイプードルが、半年間何もしないで放置をしていたら、肛門嚢が破裂していたケースもありました。

 

飼い主さんは異常に気づいておらず、放置をしすぎるとケガをしてしまうので注意が必要です。

 

肛門腺が溜まらない対策:

トリミングサロンに1カ月おきに行っていれば、肛門腺を絞って空っぽにするので、特に意識をする必要はありません。

 

半年間なにもしなくても大丈夫な犬もいれば、2〜3カ月でパンパンに溜まってしまう犬もいるので、愛犬は溜まりやすいのかそうでないのか漠然と知っておいた方がいいでしょう。

トリミングサロンでなくても、動物病院でも肛門腺を絞ってくれるので、定期的に肛門腺を絞りに行くようにしましょう。

 

小型犬は肛門腺が溜まりやすい:

小型犬は肛門腺を蓄える肛門嚢(肛門腺を溜める所)が小さく、自力で出せる犬が多くなります。

大型犬はウンチと一緒に排出されるので、肛門腺が溜まることはあまりありませんが、小型犬は注意をして見る必要があります。

 

特にチワワやヨークシャーテリアなどの超小型犬は溜まりやすい傾向にあり、お尻をスリスリ頻繁にすることもあります。

超小型犬でなくても、肛門腺の分泌物がドロドロで少し硬いと、自分での排出が難しくなり、1ヶ月でパンパンになってしまう犬もいるので注意が必要です。

 

肛門腺の見た目や役割:

肛門腺は1頭1頭違う色、臭い、形をしていて、緑っぽい色の犬もいれば黄色だったり黒い色もあり、大抵は物凄く臭く、嗅ぐのが苦痛になるような強烈な臭いなので注意が必要です。

水分を多く含んだ肛門腺もあれば、水分が少なく固形物中心のような肛門腺まで様々な肛門腺があります。

どれも正常な肛門腺で、この色だと病気とかそういったものではありません。

 

犬同士で挨拶をする際は、肛門の臭いをよく嗅いでいると思いますが、これは、年齢や性別、性格までもが臭いを嗅ぐと分かると言われています。

これは、肛門腺の臭いで細かに色々分かり、肛門腺には犬にとって色々な情報源が隠されているからです。

 

溜まっていれば見た目でも分かる:

肛門腺が溜まっているのは、しっぽを上げて肛門の下辺りがプクッと膨れていたら肛門腺が溜まっている状態です。

見た目でも分かるくらいに膨らんでいる場合は、トリミングサロンや動物病院で早く肛門腺を出してもらったほうが良いです。そのまま放置をしていると破裂をしてしまいます。

 

また、直接見なくても肛門腺が溜まってきた合図としては、やはりお尻をスリスリして歩く行動をした時です。

この行動をしたらトリミングサロンや動物病院で肛門腺を出してもらうことが望ましいです。

 

肛門腺を自分で絞ると危険なことも:

また、肛門腺は飼い主さん自身が出そうと思えば出すことが出来ますが、簡単に出せる子もいますが、プロでも少し出すのが難しい犬も存在します。

また、勢い良く肛門腺が出てくる場合もあり、飛び散ってしまうととても臭く、中々臭いが落ちないので、お家で肛門腺を出すことはオススメはしません。

 

勢い良く飛び出た肛門腺が目に入るととても汚いので、最悪失明の可能性すらあると言われています。

 

肛門腺を自分で絞る出し方:

もし試しにやってみようという飼い主さんがいる場合は、ティッシュを4重5重にして肛門の5時と7時の箇所を肛門に向かって押し上げるように出してあげましょう。

肛門腺を絞る時は大抵の犬は嫌がるので、あまり無理せずに様子を見ながら肛門腺を出してあげることが望ましいです。 

 

下の動画では、分かりやすく肛門腺の絞り方を解説しているので、自分で絞ってみたい飼い主さんは参考にしてみてください。


トリマーが伝授します!犬の肛門腺絞り方講座

 

最後に:

肛門腺は意外と知らない飼い主さんも多いかと思いますが、知らないで放置をしていると肛門腺が破裂してしまい可哀想なことになってしまいます。

定期的に肛門腺を絞ってあげることがとても大切になってきます。

以上、犬がお尻をスリスリする行動、実はあるものが溜まっているから起こす行動ですでした。

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