犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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犬をバリカンでカットしたら毛が生えなくなってしまうリスクと対策!サマーカットは要注意!?

2014/3/4 - Reba the Pomeranian - Shelley Groomer - Naperville - Shelley@groomingbyshelley.com

トリミングサロンで犬をカットする時には、カットをすると毛質が変わってしまったり、毛が生えなくなってしまう可能性がある犬種がいるのご存知でしたか?

知らないでカットをしてしまうと、毛が生えなくなったり、ところどころ毛が生えなくなってしまう可能性があります。

カットをする時に気をつけたい犬種を解説していきます。

 

 

バリカンカットが危険:

原因はよく分かっていませんが、ハサミでカットをしたら大丈夫だけどバリカンでカットをすると毛が生えなくったり、毛質が変わったりするケースが多いです。

同じ犬種でもバリカンのカットで毛が生えなくなってしまう犬もいれば、バリカンでカットをしても大丈夫な犬もいるので、毛が元通りになるかどうかは運ということになります。

 

普段カットをしていないけど、夏場に暑くて可哀想だからといってサマーカットを注文される方は多いと思いますが、はじめてサマーカットをする場合は毛が生えてこなくなるかもしれないとう覚悟が必要です。

 

毛が生えてこなくなるのは1割以下:

何千頭と犬のカットをしてきましたが、毛が生えてこなくなってしまうのは全体の数%の確率なので、運が悪いと毛が生えてこないといった感じです。

ただ、生えてこなくなった場合は、どうすることもできません。

 

まばらに生えたり、伸びるのが数ヶ月かかるということもあり、毛の変化は犬によって異なります。

毛が生えてこなくなったり、毛質が変わったりするリスクを割り切ってカットをするようにしましょう。

Red Dogg the Dachsund Pose

生えてこないのを教えてくれないトリミングサロンもある:

トリマーにちゃんとした知識があれば、毛が生えてこない可能性のある犬種は、必ず毛が生えてこなくなるリスクを伝えます。

しかし、知識がないトリマーも少なからずいるので、その場合はリスクを教えてもらえずにバリカンでカットされる場合があります。

 

今まで大丈夫だったから大丈夫というトリマーの言葉は信じないようにしましょう。

可能性は0ではないということをお伝えして、納得してもらってカットをするのがプロの仕事です。

あまり知識がないトリマーなので頼りにならないトリマーは、他の知識も乏しい可能性があるのでトリミングサロンを変えてもいいと思います。

 

バリカンカットを注意したほうがいい犬種:

バリカンカットを注意したほうがいい犬種は、本来はカットを必要としていない犬種です。

見分け方は簡単で、抜け毛がある犬種はすべて毛が生えてこなくなったり、毛質が変わってしまうリスクがあります。

 

抜け毛がある犬種は、毛が伸び切らずに抜けてしまうので、本来はカットの必要がない犬種ということになります。

 

参考犬種:

ポメラニアン

ダックスフンド

パピヨン

チワワ

柴犬

パグ

 

有名なポメラニアンが可愛らしいカットをしている影響で、ポメラニアンのカットをしたがる飼い主さんも多いと思います。

しかし、ポメラニアンは毛が生えてこなくなる確率が他の犬種より高いので、多少値段が掛かっても、できればハサミでカットをしてもらったほうがいいです。

 

他の犬種はポメラニアンほどではないですがやはりリスクがあります。

すでにバリカンカットをして毛が生えてきている場合は、突然毛が生えなくなったり毛質が変わるということは少ないです。

 

ちなみに猫もカットをすると毛が生えなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。

2010e peke crop

ハサミでのカットは出来ない犬種でもある:

ポメラニアンはハサミで仕上げることができますが、ダックスフンドやパピヨンなどの他の犬種は全身のカットをハサミで行うことが難しい犬種でもあります。

 

トリミングサロンにより全てハサミで仕上げているところもあるようですが、その場合は手間がかかるので通常より料金が高くなるケースが多いです。

 

カットをする際はこう頼む:

夏場に暑いのが可哀想と思う方も多いと思うので、毛質を変えないで短くしたい場合は、ハサミで短くすることができるポイントだけカットをお願いするという方法があります。

 

ハサミでカットできる部分:

お尻

お腹

シッポ

 

上記部分を短くするだけでも多少はサッパリとした印象になります。

ただ、やはりバリカンと比べるとそこまで極端に短くすることは難しいです。

 

もし毛質が変わったりしてしまったら:

もし運悪く毛が生えてこなくなったり、毛質が変わってしまった場合は、年中カットをすれば特に不自然にはなりません。

冬でもサマーカットをしているダックスフンドやチワワもいるので、特に冬でもカットをすることは不思議ではありません。

 

家にいて寒そうにしている場合は、洋服を着せてあげたりして防寒対策をしていれば問題なく冬は乗り切れます。

2013/6/29 - Izzy the Yorkie-Poodle - Shelley the Groomer - Downers Grove - Il

カットをしなくてもいい環境にしてあげる:

ポメラニアンやダックスフンドなどの、毛が生えなくなる確率のある犬種をカットするのはたいてい夏場が多いと思います。

夏場に暑いから毛を短くして涼しくしてあげようとする飼い主さんの気持ちも分かりますが、毛をカットしないでもいい環境づくりの方が大切です。

 

暑さ対策:

・暑さのピーク時にエアコンをつける

・冷え冷えマットを設置

・日陰を作ってあげる

・散歩は日が早朝か夕方涼しくなってから

 

上記のような暑さ対策をするだけでも、カットをしなくても夏場が乗り切れる環境になります。

カットをして毛を短くしても、皮膚に直接日光を浴びるのもあまりよくないので、極端に短くした場合は日焼けの防止するためにも、本末転倒ですが洋服を着してあげましょう。

 

バリカンのカットが大丈夫な犬種:

抜け毛がない犬種はカットをしても大丈夫です。

抜け毛がない犬種でバリカンでカットをして生えてこなくなるというのは聞いたことがありません。

 

参考犬種:

トイプードル

ミニチュアシュナウザー

シーズー

マルチーズ

ヨークシャーテリアー

 

これらの犬種はトリミングが必ず必要になってくる犬種とも言えます。

2012:9:14 cutter faces

まとめ:

サマーカットなどでバリカンで短くする場合には注意が必要です。

特にポメラニアンは生えてこなく確率が高いのでなるべくはハサミでカットをしてもらいましょう。

また、短くカットをしなくてもいい環境づくりのほうが本当は大切です。

 

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