犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

犬猫の年間支出は2倍も差があった!データで読み取る日本のペット事情

Manchmal könnte ich schmelzen

長年ペットと言えば犬だったと思いますが、最近は猫ブームによってペット言えば猫になってきていると思います。

その犬と猫、実は年間の支出額は2倍の差があるのご存知ですか?

 

ペット保険のアニコムが、毎年犬猫に掛ける年間の支出額の調査を行った結果を発表しています。

2016年のデータはまだ出ていないので、2015年のデータを参考にしてみると、色々と面白いデータを読み取ることができます。

 

詳しく知りたい方は下記アニコムのページもご覧ください。 

毎年恒例! ペットにかける年間支出調査(2015年) | ニュースリリース | ペット保険の加入は「アニコム損害保険株式会社」

 

2015年犬の年間支出額は33万:

犬の種類やライフスタイルによっても金額は多くなったり少なくなったりしますが、平均で33万ほど年間に支出をしているようです。

33万という数字を見ると多いと感じるかもしれませんが、前年度が35万だったので2万も少なくなっています。

 

特に前年度と比べて大きく金額を減らしているのは意外に”病気やケガによる治療費”でした。

これは、ドッグフードの進歩や飼い主さんの意識が上がってきているため、病気自体になりにくくなっているいうことが推測されます。

 

治療費は使う金額は減っていますが、ドッグフードは支出額が1000円ほど増えているので、少しでも良いドッグフードを食べさせてあげたいと言うことでしょう。

日本の犬を飼う環境の質がかなり高いものになってきている証です。

 

シャンプーやカットなどのトリミング代も下落傾向で、4,000円も支出が減っているのも気になるポイントです。

カットの回数を減らしたり、家でシャンプーをしたりしてシャンプーやカットの回数を減らしているのが分かります。

 

犬を飼っている人の傾向としては、無添加のドッグフードなどを選ぶことによって、病気になりにくくなり、治療費の支出が減っている。

ただ、カットやシャンプー代の支出は極力抑えて、トータルとしては支出が少なくなっています。

 

2015年猫の年間支出額は17万:

猫に関しても前年度より13,000円ほど支出金額が少なくなっています。

これも犬同様に病気やケガの治療費が14,000円ほど少なくなっているのが大きいです。

ただ、犬とは違うのはキャットフードに関しては支出金額が少なくなっている点です。

 

 猫で微減している理由としては、「ダイエットに伴って、一回あたりの給餌量を減らしたため」「おやつを与えるのをやめたため」など、愛猫のダイエットによるものが見られました。

 

猫はダイエットをしたことによって健康になり治療費が減り、キャットフード代が減ったということでした。

どちらにしても病院で使う治療費が減っているということは、病気になりにくくより長生きになってくるということです。

 

この支出金額は平均値ではない:

ペット保険に入っている人が調査に答えているので、ペットへの意識が高い層の回答になっています。

そのため、保険に入っていない層よりもペットにお金を使う費用が多くなることが予想されます。

 

ペット保険の支出が増えている理由:

アニコムの調査なので、当然ペット掛けている保険の金額も調査をしています。

2015年は2014年より4,000円も保険に費やす金額が増えていることが分かります。

 

これは、回答者の犬の平均年齢が2.6歳、猫の平均年齢は1歳高くなっていることが理由に挙げられます。

年齢が高くなるとペット保険料も高くなっていった結果、保険料が高くなり、それだけ日本の犬猫の寿命が伸びていることが分かります。

 

これからのペット業界は大変:

猫ブームの影響で猫を飼い始める人が増えて、犬を飼い始める人がどんどん減っていくことになります。

猫は犬よりも支出が半分くらいになってしまうので、ペット業界で働いている人は危機感を抱いている人は多いでしょう。

 

ペットショップ、動物病院、トリミングサロン、犬猫洋服メーカーなどは特に減少傾向が強く、これから少しずつ潰れていくお店や会社が増えていくでしょう。

私も地方でトリミングサロンを経営しているので、人口減少で少なくなっていることに危機感を覚えています。